東北財経大学

上海財経大学などと並ぶ中国有数の経済専門の大学。特に会計学、産業経済学の分野で優位性を誇る。経済発展著しい中国経済を学ぶために多くの研究者が集まっており、一橋大学を始め、教員の交流も活発である。語言生として1年間学び、そのあとで本科生に進学する留学生も多い。

大学の専門分野を活かして、授業科目にも経済関係の科目が用意されている。具体的には一部クラスの科目に商業会話があるほか、無料の選択科目として中国経済と経済閲読が開講されることがある。

経済関係の科目が設定されている大学は、中国全土でも少ない。比較的標準語がきれいに発音される地域で、なおかつビジネス会話も学びたいという留学希望者にとって、この大学は一考の価値がある。

選択科目を用意している大学が少ない東北部で、この大学は例外的に数多くの選択科目を開講している点も注目できる。

寮は3つある。このうち、比鄰楼の建物が最も古いが教室から最も近い。1人部屋の面積が2人部屋の約半分とかなり狭い代わりに、1人部屋の寮費が最も安い。

崇徳楼は最も新しくできた寮でコンディションが最も良い。その代り、教室から最も遠く（徒歩5分強）利便性で劣る。留学生の間では崇德楼が最も人気があるとのこと。